創生水

2017.09.26
第一巻 湖水地方レポート

創生水とは、長野県上田市にある創生ワールドという企業が作る機械が作る、H3O2だ。安定したH2Oは酸化した状態で、H3O2は還元した活性水である。水という物質が持つ、果てしない可能性を開発して、素晴らしい成果を挙げている。

モッツァレラチーズを作る時、3工程で水を使う。カードを溶かして練る100℃近い熱湯。成型したモッツァレラチーズを冷却する水。冷却が済んだモッツァレラチーズを保存する保存液。湖水地方牧場は、その3種の水に、創生水を使っている。

湖水地方牧場がある晩成地区は、大樹町を流れる歴舟川の上流から水道が引かれている。長い道のりを、何度も配水池にポンプでくみ上げて落とすという順路を繰り返してたどり着くので、水は明らかに酸化している。

仮に過度に酸化していなかったとしても、塩素殺菌された塩素臭い水に長時間漬かった食品が、健全な状態で消費者の元に届くとは、到底思えない。

創生水を常用することで、人の身体も体質が変わる。乳酸菌叢が働き続けるチーズにとっても、それは有効なはずだ。生き物すべてに当てはまるのだとすれば、牛の健康にも効果があると考えるのが道理というものだ。それで、牛の水飲み用にも、この機械を通した活性水を使ってみたいと考えている。体質も向上するだろうが、ミルクの質も、堆肥の質も変わるはずだ。

下記の写真は家庭用だが、月に60トンの水を消費する牧場の需要を満たすことができるか。農業用に内径50mmの水道管で導いている水を、創生水生成器を通すために20mmに切り替え、そこから、牛の水飲みに向けて、再び50mmの水道管に接続して、水圧は不足しないか・・・など、課題は幾つもある。

生成器のメンテナンスにやってきた創生ワールドのスタッフに、その話をした。内容が、さっそく深井利春社長に伝わり、実験のためなら、同機種の追加一台、必要なタンク、水圧を上げるためのポンプ、以上一式を貸し出すと連絡があった。実現すれば、牛の体内の生態系、チーズ工房内の生態系、排水槽内にネオトルネーダーが作り出す生態系、そして、牧場と周辺環境との生態系、それらの全体が飛躍的に向上するはずだ。

今後の経過に注目していく。

 

 

創生水 小.jpg

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